わたしたちにできること
私たちが食べているチョコは、
環境や社会に悪い影響を与えず、
安心して楽しめるものなのでしょうか?
チョコレートを作っている企業に聞いてみましょう!
せっかくのおいしいチョコを
心から楽しむために。
チョコレートメーカーの
取り組みを確認してみよう
チョコレートメーカーのホームページには、それぞれの企業がどのような問題に取り組んでいるか公表されています。実際
にどのように取り組んでいるのかを確認してみてください。
下記『○○のお問合せ』ボタンから企業のお問合せフォームへ、備考欄などにに自分の意見を書いて送ってみよう‼
中・大規模企業の取り組み
商社・原料メーカー
不二製油グループ本社(ブロマー)
- 子会社のブロマー中心に取り組みが進んでいる。
- カカオ豆直接調達農家の89%についてGPSマッピングを実施(2022年)
- 植樹6万本(ガーナ)(2022年)
- CFI(カカオと森林イニシアティブ) およびSBT(科学的根拠に基づく目標) イニシアティブに参加
製造メーカー
明治ホールディングス
- 明治独自のサポートプログラム「メイジ・カカオ・サポート」
- 2026年度までに、すべての調達先において農園までのトレーサビリティの確立を目指す
- GPS マッピングを利用して森林破壊の監視を行う
- CFI(カカオと森林イニシアティブ) およびSBT(科学的根拠に基づく目標) イニシアティブに参加
商社
伊藤忠商事
- 2030 年までにサステナブルカカオ(人権・環境に配慮し調達したカカオ豆)を100%という目標は遅すぎる
- カカオ豆の調達方針(PDF)(2021年6月)
- サステナブル・カカオ豆の取り組み
製造メーカー
森永製菓
- 「1チョコ for 1スマイル」でガーナの教育や児童労働の問題に対する支援
- 「ココアホライズン認証カカオ」の購入により、持続可能な調達を目指すが、その透明性の確保が必要
- カカオ調達ガイドライン(2022年6月)
製造メーカー
ロッテ
- フェアカカオプロジェクト(児童労働監視改善システム(CLMRS)を導入するサプライヤーからカカオを調達)
- ブロックチェーンを用いたトレーサビリティと児童労働リスク情報に関する実証実験
- SBT(科学的根拠に基づく目標) イニシアティブに参加
- カカオ豆調達ガイドライン(2022年11月)
原料メーカー
大東カカオ
- 日清オイリオグループに属する
- カカオ調達方針
- アクションプラン(トレーサビリティが確保できる調達ルートの確立、認証カカオ製品の拡大)
- レインフォレスト・アライアンス認証、国際フェアトレード認証取得
- 追跡可能なカカオ調達100%の目標を設定する必要がある
製造メーカー
グリコ
- 今年の調査は無回答(調査に参加し、透明性を確保してほしい)
- カカオの調達について(2022年4月)
小規模企業の取り組み
製造メーカー
有楽製菓
- 今回の調査が初参加
- スマイルカカオプロジェクト(児童労働撤廃に配慮したカカオを調達)
- 間接調達に頼るが、そのサプライチェーンにも責任を持ち、トレーサビリティと透明性の確保が必要
小売業者の取り組み
セブン&アイ・ホールディングス
- 調査の回答を辞退
- プライベートブランドの製品に対しても責任を持ち、まずトレーサビリティーと透明性の確保から始める必要がある
ファミリーマート
- 前回の調査には参加したが、今回は無回答
- プライベートブランドの製品に対しても責任を持ち、まずトレーサビリティーと透明性の確保から始める必要がある
- SBT(科学的根拠に基づく目標)イニシアティブに参加
イオン
- 調査に無回答
- プライベートブランドの製品に対しても責任を持ち、まずトレーサビリティーと透明性の確保から始める必要がある
- SBT(科学的根拠に基づく目標)イニシアティブに参加